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【犬の緑内障】ほっとくとどうなる?緑内障を治療せず放置する選択についてまとめてみました。

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緑内障のわんこ、にゃんこの飼い主のみなさん、こんにちは。
ご訪問ありがとうございます。

犬が緑内障になると多くの場合は完治が難しく、いずれむかえる失明までのスピードをいかに緩やかにするかが課題となります。
このブログにご訪問いただくキーワードとして、「緑内障 ほっとく」というで検索いただいている方も少しいらっしゃるようです。
確かに、失明が避けられないならば治療をしないという選択もアリかもしれません。それを選ぶことのメリットとデメリット、そしてどうなるかをまとめてみました。

まずは犬の緑内障について簡単に

犬の緑内障って?

緑内障とは房水という目の循環液が排出されず貯まってしまう事で、水風船が膨らむようにパンパンに眼球がはれる事=眼圧が上がる、それが緑内障です。

緑内障になるとなぜ失明するの?

上のように眼圧が上がると、その中にある視神経が圧迫され、それがダメージとなり失明に至ります。

緑内障の治療って何をするの?

(1)房水の生産を減らす → 主に点眼、または手術
(2)房水の排出口を新しく作る → 主に手術
(3)眼球摘出 → 手術
(4)眼球摘出+義眼挿入 → 手術
などがあります。

(1)(2)は眼圧を抑え、失明までのスピードを遅くするための治療、(3)(4)は失明してしまった後にも続く激痛を取り除くための治療となります。
しかし(1)目薬は耐性が出来ていずれ効かなくなること、(2)房水排出の手術は術後の経過が良くない事の方が多い事により失明は避けられないことだそうです。

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緑内障は完治しない?

上の(1)(2)ような治療をしても、視神経は日々ダメージを受け続けるそうで、人間と同じく一度ダメージを受けた神経は元にはもどりません。
視神経がダメージを受けるという事は失明して見えなくなるという事を意味し、失明してしまったら視力は回復しない、それが緑内障が完治しないと言われる理由です。

緑内障の治療をしない事のメリットは?

さて気になる治療をしないという選択についてです。
治療の種類は上に挙げた種類がありますが、いずれも金銭的に大きな負担です。治療をしないという事はその費用は掛かりませんのでメリットとなるでしょうか。
その他のメリットとしては以下のようなことがあげられます。

点眼をしないという選択

点眼薬は獣医さんで購入すれば1本約5,000円程度。点眼薬は残量があっても消費期限があるため毎月購入が必要です。
その子の状態により2種類以上という事もよくあります。
そして、点眼は毎日2回以上が一般的です。
また、点眼をいやがる子だと毎回点眼するたびに飼い主さんにとっても精神的に大変ですね。

目薬を自分で安く買う方法もある

実は緑内障の点眼薬はネットで買うことが出来るんです。
獣医さんから緑内障だと診断されたら、自分で目薬を買って点眼するというのも一つの方法として考えていただくのもいいと思います。

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【犬の緑内障】ネットで買える目薬の種類はこんなにある。白内障も結膜炎も。

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ただし、こちらは自己責任ということが前提となりますが、定期的に獣医さんに相談しながら行う事をオススメします。
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ペットの薬をネットで安く買ったら、病院にはどう伝える?獣医さんとの信頼関係を保つ方法

手術をしないという選択

手術は病院や内容によって約20万円、またはそれ以上かかることもあります。
こちらも金銭的には大きな負担ですね。

また手術は全身麻酔です。麻酔は手術の中でもリスクが大きいと言われ、老犬や体質によっては命の危険すらあります。また術後には傷口や抜糸のケアやエリカラの負担などがあります。

手術をしなければこの負担はないため、その事はメリットかもしれませんね。

緑内障の治療をしない事のデメリットは?

さて緑内障の治療をしない事には上のようにメリットもあれば、それ以上にデメリットもあります。具体的にどのようなことがあるか考えてみました。

激痛をガマンさせないといけない

緑内障で眼圧が上がるとハンマーで頭を殴られるような激痛が続くといい、ペットはそれに耐えることになります。
激痛のためにワンコやにゃんこの食欲は落ちるし、犬の場合散歩にも行きたがらなくなる、痛みで力むことが出来ず排便排泄も出来なくなる、また元気もなくじっと痛みに耐える姿を見ることになるでしょう。
体力のない老犬などは衰弱することも考えられます。
それでも動物の体の仕組みでしょうか、痛みには慣れていくものだといいます。しばらくすると痛みがあることが当たり前になり、痛みを感じなくなるそうです。とはいえ、その期間はとてもかわいそうですよね。

失明までのスピードが速い

治療しないことで失明までのスピードが急激に早まります。治療すれば失明のスピードが抑えられるので数か月~数年は見える状態が続くかもしれないのですが、その可能性を放棄することになります。

見た目の変化がある

ほっておくと、牛眼(ぎゅうがん)と言ってどんどん眼球ははれて、見た目に分かるほど大きくなります。
そのことは視神経を圧迫していることを意味し、見た目に分かるほど眼球がはれてしまった時点ではほぼ失明しているでしょう。

また、牛眼が進んでしまうと義眼を入れることは出来ないそうで、もし手術をするのならば眼球を摘出してまぶたを閉じるという方法しか選べないそうです。
つまり、義眼を入れようと思う時には、痛みをとりながら様子を見るということは出来ず、出来るだけ早い決断が必要になるそうです。

痛みに強い子もいる

犬種や個体によっては痛みに強い子もいるそうで、緑内障になっても食欲も元気もあり、牛眼や明らかな眼球の変化に飼い主さんが気が付いて初めて緑内障だと分かる子もいるんだそうです。
その状態ならすでに失明していることも多いでしょうから、とくに治療の必要はないかもしれませんね。

デメリットはガマンを強いること

上のように、いずれにしても、ワンコやにゃんこに痛みや不便の我慢を強いる事、見た目の変化がデメリットとなります。またガマンしている姿をみることは飼い主さんにとってもツラいですね。

緑内障の治療をしないと結局どうなる?

上のように我慢を強いていると眼球は結局どうなるのか、そのことについてまとめてみました。

それでも放っておくと?

最初に言った通り、緑内障とは眼球内の房水が排出されないという状態の事。房水は常にたまり続け牛眼にもなるわけですが、さらにほおっておくと、パンパンに膨らんだ水風船が破裂するように眼球が破裂するそうです。

破裂した後、眼球は梅干しのようにしぼんでしまうんだそう。
そこまでくると治療もなにもなさそうなんですが、破裂したときには感染症の恐れがあるので抗菌目薬や抗生剤などでの対処が必要だそうです。

そしてその時にはそれ相応の痛みもあると予想されます。

治療をしない緑内障のまとめ

いかがでしたか?
緑内障になると結果視力を失ってしまう事になりますが、その過程で視力を失うまでの期間をどうするのか、激痛の対処をどうするのか、見た目の問題をどうするのか、それから経済的なことも判断のポイントとなるようです。

どの方法がベストなのかはペットと飼い主の関係や環境によって違うと思います。
最終的にどちらも幸せに暮らせる選択がどれなのか、この記事がそれを選ぶための判断の手助けとなれば幸いです。

追記:アイケアのサプリを使いはじめてみました

ワンコの緑内障の目薬は、ワンコ用に作られたものではなく人間と同じ目薬を使っています。
目に関しては犬と人間とは似たような構造で同じ成分が効くんでしょうね。
そのためでしょうか、犬のアイケアのためのサプリには、人間用のアイケアサプリとして聞いたことのある成分が入っています。

緑内障になってしまった一五の目は目薬で眼圧コントロールしつつ、日頃の食事でさらにケアできるようにと私が実際に取り入れてるのはこれ↓です。

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▼食べさせてみたレビューはこちら

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ぜひのぞいてみてくださいね。

緑内障についての参考文献・引用記事

緑内障とは?

緑内障とは、眼圧(眼内液の圧力)上昇とそれによる視神経障害を特徴とする病気です。
※眼内液とは房水とも言われ、房水の役割は角膜・水晶体に栄養供給することと、眼内の圧力を維持することです。眼の正常な形を維持するために必要不可欠です。
※犬の正常眼圧は大体15~20mmHgの範囲内です。

一度緑内障によって視神経が障害されて失明に至った眼では、視覚を回復することはできないため、緑内障の診察では早期発見・早期治療が必要不可欠です。

出典:りほの動物病院「病気・症例報告:緑内障」

緑内障にかかりやすい柴犬

緑内障は眼球内の圧力(眼圧)が上昇して視覚障害をもたらす疾患で、犬種依存性の高い眼科疾患のひとつです。
罹患率の高い犬種として、シバイヌ、シーズー、アメリカンコッカースパニエル、ミニチュアダックス、ビーグルなどが知られていますが、中でもシバイヌが症例数第1位、シーズーが第2位で、合わせて全犬種の約半数に相当します。
また、眼科疾患で来院するシバイヌの43%は緑内障に罹患しているとの報告もあります。※1

出典:日本獣医師会雑誌 2015 68(1) P55-58:印牧信行、麻布大学眼科に来院した緑内障症例の随伴症の分類

2 件のコメント

  • こんにちは。

    とてもわかりやすい説明です!

    うちも最初結膜炎と診断されてから2週間後には緑内障の診断でしたがその間痛みと闘っていたんでしょうね…

    主人が失明しているという事を受け入れられず点眼の選択でした。

    病院を変えてからは眼圧測定、目薬などで痛みは和らげる事が出来ていたようですがすぐに目薬の効果が下がり点眼回数を増やし内服薬も必要になってしまいました。

    治療費はかかり大変でした。

    そこで先生との話し合いで失明していて点眼回数増、内服薬投与はコスト的にも精神的にも大変、そして何より痛みを取り除いてあげる事を考え手術を決めました。

    怖かったけど今は元気に遊ぶし散歩も喜んで行きます。
    手術という選択は間違いではなかったと思ってます!

    • コメントありがとうございます!
      うちの一五の場合、右目はすぐに義眼にしたのですが、反対の目は点眼でコントロール中なのでコスパ的には大変です。
      色んな選択があると思いますが、こたろうママさんみたいに正しかったと思える方法を選んであげたいですね。

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