毎日拷問レベルに暑いですね。
今年の夏は特別です。ワンコも飼い主さんも、熱中症には注意してくださいね。
昨日は地元の花火大会に行ってきました。
この花火大会は、この辺りではイチ、ニを争う大きな規模の花火大会として有名です。
毎年の開催日は日にちだけが決まっていて、曜日はその年によって違うのですが、今年は日曜日に開催されるという事で何年かぶりに行ってみる事にしました。
この花火大会に行くときは、開催よりだいぶ前のお昼過ぎから会場に行って、ブルーシートで場所取りをします。
すると、寝っころがりながら真上に上がる花火を堪能できます。
場所取りから開催までの待ち時間はピクニック気分でお弁当を食べたりして過ごします。
他にそうしている人もチラホラ。
そして気になったのはワンコの姿…。
犬は大きな音が苦手
たいていのワンコは、打ち上げ花火の「ドーーーン!」という大きな音が苦手です。
花火の音が苦手どうかなんて、連れて行ってみないと分からない?
そんな子でもカミナリがなった時の様子などで判断できるかと思います。
うちの場合、母犬の一五はカミナリがどんなに大きくなろうが、まったく平気みたいです。
普段と何も変わりません。
一方、娘犬の燐五はカミナリの音が苦手。
花火の音も。
うちのすぐ近所に、たまーに打ち上げ花火が上がる大きな公園があるのですが、そこで花火上がって大きな音がしだすと燐五はソワソワ。
「クーンクーン」と鳴きながら、落ち着かない様子で部屋の中をスタスタ歩き回ります。
一五とは大違いです。
こんな風に花火の音が苦手なワンコも多く、音を聞いただけでパニックになる子もいる事と思います。
ゼッタイに気を付けてほしい、花火大会とワンコ
花火大会の場所取り。開催場所によっては、私たちのようにお昼からピクニック気分で行かれる方もいらっしゃるのでは?
周りを見渡せば広ーい河川敷だったり、広場だったり、ワンコといっしょだったら楽しいだろうと思うのも当然かもしれません。
でも、夜になって花火が始まったら…
「ドーーーン!」という花火の爆音。
きれいな火花も犬から見たらただの爆発にしか見えないことでしょう。
犬はパニックになってワンワン、ギャンギャン吠えるかもしれません。
オシッコやウンチしたり、吐いたりもするかもしれません。
そうなったら、近くに座っている人にはかなり迷惑をかけてしまいますね。
加えてこの暑い夏の時期です。
ワンコはとても暑さに弱い生き物です。
気を付けていても熱中症になる可能性はとても高いです。
もっと!危険なこと
それだけではすまない子もきっといるはずです。
中には勢いでリードが外れたり、首輪やハーネスをすり抜けて逃亡してしまう子もいるでしょう。
事実、この時期のSNSなどでは、花火に驚いたワンコが逃げ出したというポストも見かけます。
お出かけ先から逃亡したワンコは無事戻ってくるでしょうか?
それだけではなく、もっと怖いこと!
パニックになったワンコは走って道路に飛び出してしまうかもしれません。
それ以上は、考えただけでもゾッとします…。
他にも、気が動転したワンコが他の人に襲いかかったり噛んで怪我をさせてしてしまうと、処分の対象にもなりかねません。
花火大会にペットを連れて行くのはやめよう
そんなわけで、花火大会にワンコをつれていくのはやめておいた方がいいと思います。
もし一緒に行きたときは、その気持ちをグッとこらえて、この記事のことを思い出してみてくださいね。
もしお友達やお知り合いの方が花火大会にペットを連れて行くとおっしゃったら全力で止めてあげてください。
もちろん、花火の音も平気、夏のお出かけも慣れっこというワンコもいると思います。
その子の個性に合った方法でお出かけやレジャーを楽しんでくださいね。
この記事が、花火がワンコにとって危険だという事をまだご存知じゃない飼い主さんの手助けになりますように。
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