みなさんのワンコは避妊手術をしていますか?
色々な事情により避妊手術を受けさせていない子も多いと思います。
うちの柴犬たちも避妊手術はしていませんので、約半年に1度ヒートが来ます。
メス犬のヒートって?
メスのワンコは避妊していないと約半年に一度、妊娠が出来る時期になると「ヒート」という発情期が来ます。その時期の事は「生理」と言われることもあります。
ヒートの時期には血の色の液体が分泌されます。ワンコによって出る量が多い子もいたりして、室内ワンコだとオムツをはかせている方が多いと思います。
うちではその時期に手作りのパンツをはかせています。
犬用のオムツって?
おむつはペットグッズのショップに行くと、犬のオス用メス用と売られていますね。
オス用はおむつをあてる場所も用途も違いますので購入するときは間違えないようにご注意くださいね。
ヒートの時期以外にも、ドッグランやワンコOKのカフェなどではオムツ着用の必要がある場合があったり、お友達の家にお邪魔するときにもオシッコ対策としてはかせておけば安心です。
手作りパンツのメリット
犬用のオムツは購入するとやっぱり割高なんですよ。
平均すると一枚50円~100円くらいするし、これが1日2枚としても2週間だと2000円以上。
まあ、半年に1度の事なのでそう考えれば大きな金額ではないものの、それにしてもあのいかにもオムツって感じがかわいくない(^_^;)
そんな時にも手作りのカワイイパンツをはかせていれば注目間違いなし!
愛情たっぷりだねってうらやましがられるかも。
犬用ヒートパンツも販売はされてるけど、その前に息子が小さい時のパンツをリメイクで作ってお試ししてみたらいい感じ。息子のお下がりってのがまた愛着がわきます。
簡単!作ってみよう
手順の基本は
【1】シッポ用の穴をあけて
【2】足を入れる穴を調整
【3】ウエストの調整
この3つです。
作り方をまとめてみました。
リメイクに使うパンツ
この二つのどちらでもOKです。
(1)男児用のショーツ(~140くらい)
人間の男のお子さんがいらっしゃれば、使わなくなったパンツを。
ちなみに女の子用はちょっと生々しくなってアレなので、男の子用を使う方がいいと思います。
サイズは140までとしていますが、ウエストのゴム調整などで、それ以上のサイズでも大丈夫そうです。
参考商品 ↓
(2)赤ちゃん用のトレーニングパンツ
トレーニングパンツはおねしょ用として防水性がありますので、ヒート用としてだけじゃなく、よそのお宅へおじゃまするときの粗相対策としてはかせおくと安心で便利です。
参考商品 ↓
こちらはおねしょ対策として生地が厚く、洗って乾かすのに時間がかかるのが不便で、今はヒートの時は(1)の男児用ショーツの1枚布の物をメインに使っています。
サイズは幼児用だと足を通す部分が小さめなので、犬用にリメイクする場合は足を通す部分を広げる必要があります。
柴犬用。どのサイズのパンツで作る?
リメイクに使用するパンツのサイズは、8キロの一五で130サイズを使用しましたが、他のサイズでも調整すれば使えます。
娘犬の燐五は8.5㎏の太めさんですが、同じものを使っています。
サイズ選びのポイントは、ワンコがお座りした時のモモの付け根の骨の幅。ここを目安にして下さいね。
柴犬さんだったら16㎝~くらい。
足ぐりがこれくらいのサイズのパンツを使います。
簡単!ヒートパンツの作り方
最終的な形がこうなることを想像して作ってみてくださいね。
「ハイレグ」です。
昭和の人間には懐かしい響きです。笑
腰骨にかかる布の部分は細く、人間のひもパンツやふんどしのような形をイメージするといいです。
シッポ用の穴開けの手順
<ポイント>ハサミを入れるのは↓の順番通りで最後がいいです。
先に切り抜いていまうと伸び留めのミシンも縫いづらくなり、とてもやりにくいです。
(1)尻尾用の穴の場所:クロッチの8cmくらい上、人の尾てい骨辺りを想像して、直径5㎝位の大きさの丸をマジックなどで書く。柴犬さん以外は調整してくださいね。
(2)穴の伸び留め:マジックで書いた円の、線の上を2、3周直線縫いする。
(3)穴を切り抜く:直線縫いした円の線の5ミリ内側をハサミで丸く切り抜く。
切り抜いた穴の端の処理は切りっぱなしでもモフ毛で隠れますので私は特にしてませんが(雑)、得意な方はジグザグ縫いなどされるといいと思います。
犬の足を通す穴
●足ぐりは、縦長の形に固定させるために、脇を縫い止めます。ワンコの骨の構造に合わせるためです。
●赤ちゃん用やサイズが小さそうな場合は、脇の縫い目をほどいて広げます。
縫い目をほどいたら、こちらも足入れの穴が縦長になるようにウエストのほうに縫い留めます。
ウエストの調整
パンツの縦の長さはどのサイズで作っても余ると思います。
【A】幅広ゴムのタイプは折り返して縫って、ここをゴム通しとして使います。
写真も折り返した物なので、文字が逆さになってます笑。
【B】上のような幅広ゴムテープじゃなく、ゴム通しがあるタイプ場合、そのすぐ下をつまんで「わ」にしてぐるりと縫い、ゴム通しが2本あるようにするのがいいと思います。(伝わりますか??)
ウエストゴムひもの長さの合わせ方
ウエストゴムヒモの長さは、まずワンコのウエストサイズを計り、それと同じ長さに切ったゴムヒモを用意します。それをゴム穴に通して結んだら、ちょうどよい伸び具合になります。
お手持ちのゴムの強さや太さで変わりますので調整してくださいね。
手作りパンツの使い方
人間用の生理ナプキンを当てています。これならばナプキンだけを取り換えて、パンツは汚れ具合で交換すればとっても経済的。
紙オムツより値段を気にせずに清潔に保てますね。
他にも便利なこんな使い方
上にも書きましたが、トレーニングパンツはおねしょ用として防水性・吸水性がありますので、よそのお宅へおじゃまするときの粗相対策としてはかせおくと便利です。おなじく生理ナプキンをあてておくと吸水性が増して安心。
老犬になってオムツが必要になった時は、おむつカバーとしても使えそうです。
まとめ
手作りのパンツは愛着がわくし、それが息子さんのお下がりだとなおさらですね。
文章ではなかなか伝わりづらいと思いますが、分からないところはコメント欄やインスタなどでお気軽にお尋ねください(^-^)/
簡単に作れますので、ぜひ作ってみてくださいね。
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