柴犬ファンのみなさん、こんにちは!
柴犬って本当にかわいいですよね。
ピンと立った三角の耳、スンと伸びるマズル、口の周りの黒いとこ、モフモフの毛並み、くるんと丸まったシッポ、うれしい事があればニコニコで耳を倒してよろこぶあの顔。
挙げればキリがありません。
でも柴犬さんには実はこんな評判もあるんですよ。
動物病院、ペットのトリマーさんやブリーダーさんが口をそろえておっしゃる「柴犬は噛む。」というお話。
今日はかわいいだけじゃない、本当は買うのが難しいと言われる柴犬さんのシビアなお話をしてみたいと思います。
なぜ柴犬って難しいの?
柴犬さんはオオカミに一番近いDNAをもっているらしく、日本ではもともと狩猟犬として飼われていた犬種です。
狩りでは自分で判断して動くことが必要だからでしょうか。
愛玩犬として飼われ始めてからまだ歴史が浅く、最近はペットとしてフレンドリーな子も多く生まれてくる中、野生の狩猟本能が強い子が生まれることがあるそうです。
幸いうちの柴犬たちはとてもフレンドリーで、絶対に噛みません。
動物病院でも、トリマーさんでも「本当に珍しい」と言っていただけるくらい噛んだりガウったり絶対にしないので信じられないのですが、それが珍しいと言われるほど柴犬は噛む子が多いんだなと実感しています。
柴犬はガンコ?
柴犬さんの性格としてよく言われるのは「ガンコ」だということ。
嫌なものは嫌だと主張をしてきます。
実は私自身、初めてちゃんと飼った犬が柴犬だったので他と比べようがないのですが、柴犬さんは自分のやりたいこと、食べたいもの、お散歩で行きたい方向など、自分の意思がちゃんとあるなという印象です。
柴犬さんの性格としてよく聞く「ツンデレ」。
これも、自分の気持ちを優先するというところからきているのかもしれませんね。
犬の社会化が出来ていないことが一因?
子犬のうちは兄弟とプロレスごっこをしながら噛む力や吠えたりうなったりの加減、それから親犬に甘えたり叱られたりしながら犬同士のルールを学んでいきます。
これらを学ぶのには生後3~4か月ごろまで期間が必要だと言われています。
しかしペットショップなどで売られている子犬は生後2か月ごろのまだ学びが必要な時期の子がほとんどですよね。
確かにその頃が一番カワイイ時期で、ペットショップとしては買い手がつく時期なんでしょうが、カワイイからいう理由で早くから親兄弟から離されて一人になってしまった子は犬同士のルールを学ぶ機会を失ってしまい、そのために狂暴化してしまっていることが原因ということも多いようです。
犬が悪いわけじゃなく、学ぶ機会がなかっただけなんです。
難しい子のしつけはトレーナーにまかせる?
不幸なことに社会化が出来ていない子や、野生の気質の残る気性の荒い子だった場合、治すのはトレーナーさんでも難しいようで、あまり詳しくない方だったりすると、体罰や間違った方法でトレーニングをされることもあるんだそう。
噛む柴犬さんをトレーニングするなら柴犬に詳しい方にお願いするのがいいようです。
噛む柴犬でお困りの方
せっかく縁があった愛犬なのに、噛んだり暴れたりして手が付けられないからと手放す方がいると聞きます。
手放した先は、保健所でしょうか。
その先は考えたくもありません。
少しでも不幸な柴犬さんを増やさないためにも、この動画を参考にしていただければと思います。
この動画の主さんは狂暴な犬を保護し、豊富な経験を生かして正しい方法でトレーニングしたり、犬同士で遊ばせながら矯正していらっしゃる方なのですが、動画の中でもおっしゃっている通り、柴犬さんは本当に難しい犬種なんですね。
そんな難しい柴犬さんですが、うちの柴犬たちはとってもお利口さん。
一五も燐五も最高にかわいい自慢の柴犬です。
柴犬さんはこんないい子もたくさんいるのも事実、でも、難しい子がいる事も事実です。
これから柴犬を飼おうと思っていらっしゃる方、かわいいからと安易に見た目で選ばず、その子の性格をよく見極めて飼っていただくことをオススメします。
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