犬の眼科専門医の先生の診断を受けた一五。可哀そうなことに、右目は緑内障により失明してしまっていました。
失明したら視力は戻りません。
しかし、失明して見えない物になってしまっている眼球でも、眼圧が上がることで相当な痛みは続いています。
早急に痛みを取り除いてやるための決断をしなければなりません。
うちの柴犬、イチゴの場合はどうだったでしょうか。
今回はシリーズ(5)となります。
続きをご覧ください。
悲しい決断、手術。
痛みを取るための手段としてB先生から提案して頂いた方法は二つ
1.ステロイドを投与して炎症を抑えることで痛みを取る。
2.眼球摘出、義眼挿入
一見すると1の方がよさそうに聞こえました。
でもこれを一生続けなければならないのです。
ステロイドを体に一生入れ続けると免疫が落ちて他の病気にかかりやすくなったり副作用の問題もあったりで、一五の体にも、お財布にもかなりの負担です。
さらには、そのステロイド投与の方法でも将来、眼圧を押さえられなくなる可能性もあり、そうなると結果、眼球摘出しか方法がなくなるのです。
そしてその時に、一五の体や眼球の状態がよくないと、義眼を入れることも出来ないそうです。
緑内障の事は、ある程度ネットで調べて覚悟をしていました。
2を、つまり「義眼手術」を希望する旨を伝えました。
眼球摘出、義眼挿入術。
眼球摘出、義眼挿入。
この方法は手術や麻酔のリスクはありますが、内臓疾患ではないので術後の心配も少なく、今回一度だけ頑張れば、後は今まで通りに元気に過ごすことが出来ます。
やはりこの方法が最善のようです。
一五は今この瞬間も痛みに震えています。
手術はモチロン早いに越したことはありません。
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そのことを獣医さんに相談した時の記事はこちら
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手術はいつ?
手術はいつ受けれるのかをお尋ねすると、希望すれば本日緊急にお受けしますと言ってくださいました。
ありがたい事です。
この迅速で良心的な対応こそが、B先生の評判のいい理由なのでしょう。
その場で電話で夫と話し、やはり少しでも早い方がいいだろうという事で、手術は本日お願いすることにしました。
術前検査
診察にうかがった当日に手術をしていただける事になった一五。
引き続き追加で、手術を受けれるかどうかの検査をしていただきました。
検査の内容は、血液検査、レントゲン、エコー検査、血液凝固検査などです。
余談ですが、レントゲンには、ここ2日間、目の痛みで排泄できなかった「ウン」がツラツラと写っていました。
これは、緑内障あるあるなんだそうです。
これらの検査が全て終わったのがお昼すぎだったでしょうか。
無事手術を受けれる体だという事で、一泊二日、今日お預けして全てをお願いすることになりました。
手術後の様子はメールで画像を添付して送って下さるとの事。
あしたの夕方お迎えに来るからね。
一五、がんばるんだよ。
>>手術の内容について(準備中)
>>柴犬の緑内障の手術の料金や費用について
手術後の緑内障ってどうなるの?
今回一五が緑内障になったのは右目。
残念ながら失明してしまいましたので、痛みを取り除くために眼球摘出、義眼挿入という手段を選びました。
その右目については今後目薬など、何もする必要はありません。
ただ、問題は反対の左目です。
柴犬さんの場合、遺伝が原因で緑内障になることが多いそうですが、その場合は反対の目も緑内障を発症する確率が格段に髙いんだそう。
健康な方の目のケアを何もしないと1年後80%の確率、2年後には100%の確率で緑内障になるという事でした。
今後は左目のケア、主にキサラタンという眼圧を下げる目薬で眼圧をコントロールしながら緑内障を予防していきます。
せめて左目は失明しないようにしてあげないと!
そんな説明などを一通り受け、病院を後にしました。
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