最初に申し上げますが、ご自分での抜糸は決してマネしないでくださいね。
もしこのブログをご覧になって実行し、何か起きた場合でも、当方では一切の責任は追いかねます。
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緑内障のため失明し、痛むだけのものになってしまった目を摘出、義眼を入れる手術を受けた一五。
傷口は順調に回復し、傷みがなくなったことで体調もよく、元気になりました。
抜糸は手術から28日程度(1ヵ月程度)で自然に取れるでしょうとの事でしたが、その頃になっても一部が抜糸しないまま。
自然に抜糸する、とおっしゃったくらいなら、きっと自分でハサミで糸を切ってしまうのも同じじゃないかと思い始め、実行してみました。
その後は化膿もしませんでしたので成功だったと言えるでしょう。
今回は抜糸の場所を画像でまとめてみました。
傷口は毛で隠れて見えませんが、苦手な方はご注意ください。
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◆うちの柴犬が緑内障発症した時の事は↓こちら↓
>>緑内障を発症した時の話(1)全6話
◆うちの柴犬の緑内障手術の後の経過は↓こちら↓
>>眼球摘出、義眼挿入手術の経過~抜糸の様子(1)全4話
◆関連記事
>>【犬の緑内障】手術の費用や料金と支払い方法について
犬の抜糸について言われていたこと
今回、一五の緑内障の手術は、家から30Kmほど離れた眼科の専門医さんにしていただきました。そちらでのご指示は、手術から約28日(1ヵ月程度)までに自然に縫合糸が取れなかったら、近所のかかりつけ獣医さんで抜糸してもらってください、とのことでした。
ということは、自然に抜糸すれば病院に行かなくてもいいという事です。正直、病院代もバカになりませんから、自然に取れてくれるのを願っていました。
参考:緑内障の目薬について
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>>ファイザー製キサラタン 自分で買えば1/4の値段。これなら続けられる! |
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そのことを獣医さんに相談した時の記事はこちら
>>ドルゾックスT点眼液(ドルゾラミド・チモロール) 眼圧を下げるのに効果的な目薬 |
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個人輸入で安く買った薬と、病院への伝え方について↓こちら↓に書いてみましたので参考にされてくださいね。
>>ペットの薬を自分で買ったら、病院にはどう伝える?獣医さんとの信頼関係を保つ方法
緑内障手術のまぶたはどんな風に縫合されてた?
目尻のあたり、上と下のまぶたの動きを抑えるために縫われていました。
分かりやすいように線でなぞってみました。
青がまぶたのライン、赤が縫合糸をなぞっています。
上の写真と見比べてみてくださいね。
目尻を縫われていますので、眼球の中の傷が回復してきたら、目は少し開くようになってきました。
糸で動きがおさえられていても、もちろん、まばたきもします。
そうこうしていると、運のいい子は自然に抜糸するのでしょう。
自宅で犬の抜糸(糸を切断):1回目
前回のブログでお伝えしたとおり、手術から28日後の2018年4月23日が自然抜糸の目安の日だったのですが、ちょうどこの日、上まぶたからは糸が外れて、この写真のように、下まぶたに糸が残った状態が数日続きました。
そして、手術から36日後の2018年4月27日この日に一度、切れば抜糸できると思われる部分の糸を切断、ハサミを入れました。
ハサミを入れた場所はこちらです。
この1ヶ所を切断すれば、そのすぐ上の皮膚に入っている部分が抜けるんだと思い、画像のハサミの部分を切断しました。
しかし、写真でも肉眼でも分からなかったのですが、切るべき糸は2ヶ所あったようです。
自宅で犬の抜糸(糸を切断):2回目
2ヶ所切るべきところを1ヶ所しか切断できてなかったため、夕方になっても、糸を少し引っ張ってみても皮膚から抜けてはくれませんでした。
ということでさらに次の日、残っていた糸を切断しました。
そして糸を引っ張ると、、、
スルッと抜けました。バンザイ!
犬の抜糸するときって痛みはあるの?
糸を切るとき、皮膚に残っていた糸を少し引っ張ってみた時、糸を皮膚から抜くとき、どれも柴犬の一五は特に痛がる様子もなく、何ともなさそうでした。
抜糸そのものが痛くないものかもしれませんが、そもそもうちの柴犬たちは、狂犬病の注射を首に打つ時も全く痛がらないので、よく分かりません。
まあとにかく、痛がらず動かずジッとしてくれてたので助かりました。
自分で抜糸をするのに使った道具など
裁縫用の糸切バサミ、サイズは10センチくらいのものです。
普通のハサミと違う所は、刃の先端と刃の短さでしょうか。
刃の先端は鋭くとがっています。
これは裁縫の時に、縫い目に差し込むことが出来るようになっているものだと思います。
今回も、皮膚と糸の間に差し込んで糸を切りましたので、こういう形状の方が向いているでしょう。
それから、刃は支点から先までが短いですね。
これは糸のような細いものを切るのにかみ合わせの精度を上げるためだと思われます。
この2点は文具の紙切り用ハサミにはない点だと思います。
裁縫の時はよく見たことはなかったのですが、改めてみると用途に応じた形になっているものですね。
自宅で犬の抜糸をしてみた感想とまとめ
今回のような抜糸の場所が目の場合は、愛犬が動くと本当に危ないです。
一五の場合も、事前に動かないかどうか何度も確認しました。
もしも動いて目に傷をつけてしまったら、さらに病院代がかかることになります。
そうなると本末転倒ですね。
後で友達に聞いた話ですが、傷口の場所や縫合の程度によっては自宅での抜糸をすすめる獣医さんもいらっしゃるそうです。
しかしそれは時と場合によると思います。
一応ハサミなどは切断前にアルコール消毒をしました。
その後は化膿もしませんでしたので、成功だったと言えるでしょう。
最後にもう一度申し上げますが、このブログの内容は自分自身の記録として掲載した物で、自宅での抜糸を推奨する物ではありません。危険が伴う行為ですので決して真似しないでくださいね。
もしこのブログをご覧になって実行し、何か起きた場合でも、当方では一切の責任は追いかねます。
◆その後の話はこちら↓
>>【柴犬の緑内障】義眼の手術後、義眼のケアや色の変化などについて
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