緑内障のため失明し、痛むだけのものになってしまった目を摘出し、義眼を入れる手術を受けた一五。
傷口は順調に回復し、傷みがなくなったことで体調もよく、元気になりました。
抜糸は手術から28日程度(1ヵ月程度)で自然に取れるでしょうとの事。
今日がその28日目ですが、抜糸の具合はどうでしょうか。写真と共にご覧ください。
傷口は毛で隠れて見えませんが、苦手な方はご注意ください。
>>前回のブログはこちら → 眼球摘出、義眼挿入手術の経過~抜糸の様子(3)
病院での抜糸の対応について
今回、一五の緑内障の手術は、家から30Kmほど離れた眼科の専門医さんにしていただきました。
そちらでのご指示は、手術から約28日(1ヵ月程度)までに自然に縫合糸が取れなかったら、近所のかかりつけ獣医さんで抜糸してもらってください、とのことでした。
そこで、近所のかかりつけ獣医さんには、事前に抜糸の事について電話でお尋ねしていました。
お尋ねしたのは以下の事です。
1.他病院での縫合の抜糸をしていただけるかどうか
2.抜糸に予約が必要かどうか
近所のかかりつけ獣医さんは、抜糸 → OK。予約 → 必要なし。
とのご回答でした。
いつものように受付し、自分の順番が来たらその場で対応して下さるとの事。
病院によっては、抜糸でも予約が必要な場合もあるかもしれないので、事前に確認しておいた方が安心ですね。
緑内障手術後、28日目:自然抜糸の目安日
2018年4月23日
今日あたり、自然に抜糸していなかったら病院で抜糸です。
さて、一五の縫合糸はどうでしょうか。
…なんと微妙!いつの間にか、上まぶたからは外れてますが、糸は下のまぶたにくっついたまま。
しかも今日は抜糸の目安の日。
病院、どうしましょう。
この調子なら明日あさってには下まぶたの糸も取れるんじゃないかと思い、もう数日待ってみる事にしました。
正直、病院代もバカになりませんから、自然に取れてくれれば病院代かかりませんもん、、、。
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緑内障手術後、29日目:自然抜糸の目安日から1日超過
2018年4月24日
おはよー、一五。今日はどうかな?
う~ん、変化なし。糸、取れてくれ。
病院代もったいないじゃないか。
緑内障手術後、30日目:自然抜糸の目安日から2日超過
2018年4月25日
本日も変わらず。
下まぶたにピロっと縫合糸が見えてます。
数日前から、私の中で悪魔と天使がささやき合うようになってきました。
悪魔「自然に取れるのを待つくらいなら、自分でカットするのも衛生的には同じじゃないかい?」
天使「いやいや、患部は目だわよ。間違って傷つけたりでもしたら後悔してもしきれない。抜糸は病院にお願いするべきよ。」
そうなんです。
衛生的にはきっと自分でやっても大丈夫と思われます。
家にあった裁縫用の糸きりハサミを見てみると、先が鋭利にとがってます。
これでやってる最中に一五が不意に動いたらと思うと…やっぱり怖いですね。
とりあえず、あと数日待ってみます。
緑内障手術後、32日目:自然抜糸の目安日から3日超過
2018年4月26日
今日も変化なし。
相変わらず下まぶたにピロっと見えている縫合糸、物は試しで、糸の先の方だけ切ってみる事にしました。
これなら、もし一五が動いてもすぐによけることが出来ます。
多少緊張しますが…。
パチン。
はい、大丈夫でした。
一五はちゃんとじっとしてました。
なんとおりこうさんなんでしょう。
最近は爪切りもちゃんとさせてくれるし、手術直後のスネっぷりから、グレてしまって今後何もさせてくれない子になっちゃうのかと心配したけど、まったく逆で。
すご~くいい子になりました。
カワイイやつです。
自然の抜糸を期待して、また明日です。
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緑内障手術後、36日目:自然抜糸の目安日 4日超過
2018年4月27日
さあ一五、そろそろ抜糸した?
いや、してないね。
意を決して今日は、切れば抜糸できると思われる部分の糸を切断、ハサミを入れてみました。
パチン!
成功です。
切れました。
一五えらい!
あれ?
まだ糸は抜けてないけど、ちゃんと切れたからその内ちゃんと抜糸できるハズ!
…と思ってましたが、切るべき糸がまだ他にもあったようで、夕方になっても、糸を少し引っ張ってみても皮膚から抜けてはくれませんでした。
もはや病院での抜糸は全く頭にない私でした。(※ゼッタイにマネしないでください)
緑内障手術後、37日目:自然抜糸の目安日から6日超過
2018年4月29日
今日も自然抜糸してない一五。
もう一度、ハサミで縫合糸を切ってみる事にしました。
今度こそ手ごたえあり!
そして、糸を引っ張ると…
スルッと抜けました~!
ようやく抜糸完了です。
あ~、スッキリしたね、一五。
手術の時に剃った毛はまだ生えそろってなくて、片眉みたいになってるけど、この調子ならもう間もなく気にならなくなるでしょう。
>>自宅で自分でやってみた抜糸の方法はこちら(※ゼッタイにマネしないでください)
義眼の色の変化について
この写真は手術後約1ヵ月の頃です。
ご覧の通り、手術してすぐの右目の色はグレーです。
無機質で、いかにも人工物って感じ。
ネットで見れる義眼のワンコの画像を見ると、もう少し黒っぽくて違和感のないものに見えて、そういうもんだと思ってました。
でも一五の義眼はグレー。
写真写りや光の当たり具合の違いかな?と思ってましたが、そうではありませんでした。
この眼球の色は少しずつ変化して、違和感のない色へと変化していきます。
今回で手術から抜糸までのご紹介は終了、次回からは、その義眼の色の変化をご覧いただこうと思います
>>柴犬 一五の緑内障手術、義眼の色の変化や術後のケアについて
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